水中遊覧船は2隻あり、どちらも船内に入ると窓から見える湖のコバルトブルーが目に飛び込んできます。
窓の位置は水深2mで大きさは約70cm四方。
約16もの窓が湖底を余すところなく見せてくれます。
2隻の内、デッキ後方が2階建てになってるのがエメラルド号、船の先頭に立つことができる潜水艦タイプがサファイヤ号です。
旅客定員はどちらも50名まで収容可能です。
柱状節理(ちゅうじょうせつり)
湖の水面下には「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれる、切り立った崖のような光景が広がります。
これはカルデラ生成時に、マグマが急激に冷やされ収縮した際にできた割れ目で、支笏湖の見どころとして今に至ります。
鮮明に見える湖底の様子は、支笏湖の透明度の高さを認識するのと同時に感動を与えてくれるはずです。
荒々しい岩や、まるで筆で書いたような砂地の波紋など…普段は見る事のできない自然の造形美はカルデラ湖ならではの世界。
運が良ければチップ(ヒメマス)にも出会えます。
湖水の美しさだけでなく、湖を囲む自然も大きな見所。
大自然が織り成す青と緑のコントラストが、素晴らしい景観を演出してくれます。